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2度目の渡独(高校3年次夏)準備編


帰国後、さらにドイツ語の勉強に励んだ私は11月の試験で独検3級にも無事合格しました。

高校2年生の11月とは、そろそろ進路先を定めないといけない時期です。
ドイツ留学に関する本を読むと、ドイツの大学に正規留学するには、日本の大学で一定期間(本によって、半年−2年とさまざまでした。)勉強した後じゃないといけない、と書いてあったので、私は、外語大かどこかで1・2年ドイツ語を勉強する事を考えていました。

しかし、せっかく若いんだから、できるだけ早く現地に行って、生のドイツ語を学びたいという思いもあったので、いくつかの大学に問い合わせをし、入学条件などの資料集めをしました。
すると、フライブルク大学に入学するには、日本の大学入試に合格しているだけでいいことが分かったのです。
(入学資格は大学や州によって異なりますが、フライブルクはかなり厳しいところなので、ほとんどの大学がそうだと思います。)
しかも、ドイツは学費が無料なのです。
日本の大学に払う、莫大な入学金と学費のことを考えると、卒業後すぐに渡独する希望がますます強まりました。

ドイツ留学に向けて着々と(?)準備を進める中、私は資金を貯めるべく、アルバイトに励んでいました。
私の通っていた高校はバイト禁止でしたが(ゴメンね。学校。(´▽`) 、試験前でも頼まれると(お金欲しさに)ついついバイトしてました(;^_^A
あっ、でも学校の成績もとてもよかったので(ドイツ語しか勉強してなかったのに、不思議ねー)、バイトにウツツをぬかしてたわけじゃないですよ、念のため。

前回の語学留学費用は父母が出してくれましたが、次の夏休みがやってくる頃には、自費でドイツに行けるくらいのお金が貯まりました。
参考までに・・・。飛行機代9万円を含めて、約30万くらいでした。私がどんな生活をしたかは、次のページを参照にしてください。

今回私が立てたのは語学学校には通わず、一人でフラーっとドイツで一ヶ月間暮らしてみる、という計画でした。(なんじゃ、そりゃ?)
宿泊先も決まってない、女の子の一人旅を、よく、両親が許してくれたと思います。
もし、「反対する親」という、一番厄介なものを持っていたら、私の人生は変わっていたでしょうね。

そして、受験生の夏休み、デザイン科のほとんど全員がデッサン講習に通う中、一人私は、再びドイツへ旅立ったのでした。



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